四郎さんのせいで私は…
※物語ではありません。玉蟲のぼやき的な雑記でございます。
「仙台四郎さん」という「商売繁盛の福の神」とされていらっしゃる縁起の良い置物や絵。私はどうしても納得いきません。
私は初めて見た時、信じられませんでした。
誰も口に出して言わないけれど、明らかにオカシイと思いませんか?と突っ込みたくなります。
だって、ポコチン出してるニヤニヤしたおっさんだよ?それ?
縁起がいいとか、そういうのも、うん、わかるんだけど、でも
「ニヤニヤしてポコチン出してるおっさんだよ?」
と、言いたくて言いたくてたまらなくなるのです。
(私はそういう病気です。)
これは別に四郎さんが悪いワケではないと思います。ポコチンだしてニヤニヤしたい人はいくらでもいるし、実際そういうことをしている人はわりと数多く存在している世の中だと思っています。
だから四郎さんが好きなことをしていたとして、私に迷惑がかからないのであれば別に責める気もありません。
(実際四朗さんは知能の発達障害であったのですが…)
だがしかし、私は何に文句を言いたいのかと言いますと、その、おかしな変態行為をですね、縁起が良いとしてあがめているその世の中の姿勢に文句が言いたいのです。
公然わいせつ罪という罪がなければ別にいいです。
何の問題もありません。
道端で、
「あー、あの人、出してるねぇ、暑いのかしらね」とか
「あら、あの人すごいわ、この寒いのに出すなんて根性あるわ」とか
「あれは出しても出さなくても意味ないくらいのハナシね」とか
「あらステキ、ああいうのが一本欲しかったわ」とか
そんな会話が普通であったなら四郎さんの存在も納得できます。
でもこの世の中ではそんなことをしたら警察につかまるんですよ?それなのに、そんなことを堂々としている人をお守りにするなんて、どっかおかしいんじゃないのか?と思ってしまいます。
昔父親が商売をしている頃、仙台四郎さんの置物を買ってきました。真面目な顔をして、これはとても縁起のいいのもなんだと言い張るんですよ。私はもちろんこう言いました。
「ねぇ、チンポコでてるよ、この人。いいの?」
父は何も答えませんでした。
(わりとかわいそうな父)
子供に聞かれて答えられないならそんなの買ってくんな!
ああ、世の中は矛盾している。
売ってる置物や絵は必ずポコチンが出ています。どう考えてもおかしいだろ!と、なんで人々は思わないのかがもう不思議で不思議でどうしようもないのです。いや、おかしいと思ってるのかもしれないのに、それを認めないのが不思議で不思議でどうしようもないのです。
私は商売を繁盛させたくても、仙台四郎さんだけは買いに行けません。
きっとやってしまいます。
こういうことを。
「すいません、」
と、にこやかな笑顔で若い女(キレイ系より可愛い系)の店員さんを呼び止めて、
「この四郎さん、
チンポコでてるんですけど、どうしたらいいですか?」
と、真顔で言いつつ、ハラワタはぶひゃぶひゃ踊るほど心の中でウケケケケと悪魔が笑います。イヤそうな顔をする可愛らしい店員さんにしつこくしつこく、
「ねぇ、チンポコ出てるよ、あ、これも、これも、
こっちの四郎さんも。みぃんな出してる、何本ありますかね?」
と、こんなことを言ってしまうのですよ、きっと。
最低です。
これは大変罪深き所業だということをわかっていても、私には止められない時があるのです。いや本当は止める気もないんですけど。
四郎さんは私にとって危険です。
四郎さんで私は危険人物になってしまう可能性があるのです。
最悪の場合、取調室では四郎さんが悪いんだと真顔でおまわりさんに言わなくてはいけなくなるかもしれません。
ああ、困ったこれでは変態だ。
一つだけ言えるのは、仙台四郎さんを取り扱う売り場に可愛らしい若い女の店員さんがいなければ、買う気なんてさらさら起きないということです。
私が今、女子中学生であったなら、四郎さんの置物を友人のバースディプレゼントに送ってあげたいです。ピンクの小物や猫のキャラグッズやファンシーみたいななんかを友人からもらい、祝福されてとびきりの笑顔を向けるその友人に、突然四郎さんの置物を差し上げたい。
「すごく縁起がいいんだって。うふふ、チンポコ出てるね。」
と、私は言うのだと思います。
だから最低です。ああ、自分が怖いなぁと思う、けどそんなに嫌いでもない玉蟲でした。
以上。
※小説の校正に飽き飽きしてこうなったんです、すいません
| 【エッセイ・雑記】 | 01:37 | comments:7 | trackbacks(-) | TOP↑
仙台四郎にひっくり返りました。
この人形見た事あります、仙台四郎という名前聞いた事あります、しかし僕はこの偉人を今まで知らなかった!
今、Wikipediaで仙台四郎を調べ、全身の毛穴がわっ!と広がっております。
凄い。凄いゾ仙台四郎。しかもチンポコ出してるなんて凄すぎる!
玉蟲さんがウケケケケと笑うのに釣られて、僕も今ウヒヒヒヒと笑っています。
チンポコ出した福の神。
これ、いただきです。
変態小説にて現代版仙台四郎を書きたいと思います。
「ねぇ、チンポコでてるよ、この人。いいの?」とお父さんに聞く玉蟲さんが可愛すぎます。
そして、小説の校正に飽き飽きしてこうなったんです、と小文字でさりげなく書く玉蟲さんがいじらしい・・・・
| 愚人 | 2011/07/02 11:28 | URI |